糖尿病対策の運動はピラティスが良いワケ

ピラティスの効果

 

 

ピラティスの特徴は「動きが穏やかなエクササイズ」ということですから、ヨガとも多少似ているようにも思うかもしれません。ピラティスのエクササイズでは、身体をバランス良く鍛えていきます。

 

 

均整の取れたスリムな身体にしていくという点はヨガの痩身方法とも似ているのかもしれません。しかし詳しくみれば、ピラティスがいろいろなエクササイズを組み合わせている複合エクササイズであることがかなり違うわけで、特に呼吸方法が異なっています。

 

 

ヨガは基本的に腹式呼吸ですが、ピラティスは胸式ラテラル呼吸です。従って、使う筋肉や部位についても異なっているのです。

 

 

ヨガの腹式呼吸というのは、腹を出したり引っ込めることで横隔膜を上下させる方法です。これには精神安定、脳の活性化、血圧上昇抑制、という効果あり、脳波もリラックスした状態になるとされています。つまりヨガは精神的な改善をポイントにしているのです。

 

 

対してピラティスは、あくまでも身体を鍛えることを目的にしています。ピラティスはあくまでもエクササイズだということで、ヨガの違いがわかると思います。ただし、ピラティスでは直接的に筋肉を作ることは重視していません。そのため大きな負荷を必要とはせずに、動きもゆっくり行います。それでも体の奥にあるインナーマッスルはしっかり鍛えられていくのです。

 

 

ボディビルのような体型を狙うのではなく、あくまでもダンサーのようなスマートに引き締まったプロポーションを目指します。運動嫌いの人でも、これなら続けたくなるはずです。運動はとにかく継続しなければ意味がないのです。