糖尿病対策の運動はピラティスが良いワケ

ピラティス呼吸法の効果

 

 

さて、糖尿病対策ということですが、基本的に筋トレを1週間に合計60分程度(1回20分×3日間など)をすることで糖尿病発症リスクが何と12%も減るそうで、これを1週間に180分程度(1回30分×6日間など)にすると25%も減ります。ちなみにそれ以上の筋トレをする場合は34%減になるようです。

 

 

やはり運動は糖尿病対策では欠かせないのです。筋肉を鍛えると血糖値が下がってインスリン作用も改善されるのは間違いありません。筋トレを継続して行い、筋肉量が増加すると、それと同時に神経系統も発達します。約2週間筋トレをするだけで、実際に血糖値が低下していくそうです。

 

 

筋肉を増やすことでインスリン作用が改善するのは、糖の大量消費先となっているのが筋肉だからです。筋トレ自体はいわゆる「無酸素運動」で、成長ホルモンが分泌され、基礎代謝が高まり、エネルギーが燃焼しやすい身体になることも血糖値低下に効果があるのです。

 

 

ただし、特に女性の場合は「筋トレ」というとマッチョになってしまうのではと心配するかもしれません。そこで特に女性にオススメな筋トレ法がピラティスとなるわけです。

 

 

ピラティスで鍛えるのはインナーマッスルです。だからマッチョになる心配もなく、しかも内側から身体を引き締めるので魅力的なプロポーションになります。室内でできるので、天候に影響されず、家で手軽にできるのも魅力です。

 

 

呼吸法はピラティスの重要ポイントです。ピラティスでは胸式呼吸、正確には胸式ラテラル呼吸という方法を使います。まず鼻から大きく空気を吸い込み、口から勢いよく息を吐き出します。重要なのは呼吸をできるだけ深く、ゆっくりすることです。胸の肋骨周辺が膨らむように吸い込みます。これさえ正しくできれば、血流もスムーズ、身体も活性化してデトックス効果もあります。

 

 

ピラティスは、ハードな運動ではありませんが、正しい筋肉の使い方をするので、今まで使われていなかった筋肉も活動して脂肪燃焼効果が発揮されます。ピタティスで糖尿病を予防しましょう!